Real Cedar 第20回:木の天井が外の自然とつながる家





2022.05.25



オースティン市に囲まれたウェストレイクヒルズは、住宅の敷地区画が広い地域です。その多くは、1950年代から60年代にかけて建てられたミッドセンチュリーモダンホームの建設と共に発展しました。この住宅も例外ではありません。





マット・ファイクス・アーキテクツの建築家とそのクライアントは、このスタイルを先進的な理解で尊重したいと考え、オリジナルのデザインである水平性を保ちつつ、傾斜のゆるやかな屋根と特有の暖炉に重きを置いて改修しました。


環境面では、敷地全体を生かすために木の根が生える領域を慎重に把握し、既存の樹木は全て残すことにしました。周囲の木々を眺めたり、各階の屋外スペースと物理的に木が接続することで、屋外とのつながりを優先させた設計になっています。 さらに、屋外スペースの外壁、外壁の下地、キッチン、リビング、ダイニングの天井に、自然な美しさを持つウェスタンレッドシダーを使用することで、周囲の景観とのつながりを持たせています。


「ウェスタンレッドシダーは、単なる思いつきではなく、体積性や体感的な計画に基づき、住宅設計を通じて体系的に取り入れられているんです。」とファイクス氏は説明します。「こうすることで、住宅の正面、中、裏側、内と外の境界をなくす役割を果たしています。最も目立つ使い方をしたのは、ウェスタンレッドシターが、家の正面の屋根裏から室内の天井に段差なく続き、その姿が家の裏側の屋根裏に再び現れるというものです。」 この地域がもつミッドセンチュリーモダンというデザインのルーツに敬意を表し、シダーの時を超越した美しさも、重要な役割を果たしています。


所在地:テキサス州 ウェストレイクヒルズ

グレード:‘A’ Clear, vertical grain

パターン:T&G, flush joint

サイズ:1 X 6

留め具:ステンレス鋼

仕上げ:Transparent, solvent born, oil based

建築事務所:Matt Fajkus Architecture

写真:Leonid Furmansky

原文:https://www.realcedar.com/blog/beautiful-wood-ceiling-wows-on-ridgewood-residence/