Q: 経済的な持続可能性についてお話があり、イベント用にレンタルをしている例もご紹介いただきました。どのような経済的なビジネスモデルがあるかお聞かせいただけますか?
A: ウィスラーのマーケットを見ていることがありますね。カンファレンス、ホテル、コミュニティがある中で、どのように文化を祝うことができるかを考えました。この真ん中のスペースのデザインは、リルワットの先住民の文化を表していると同時に、レンタルもできます。フレキシブルなスペースとして、収益を出したり広告を出したり通年でプログラムを開発してコミュニティと協力しています。建物は、コミュニティの中に溶け込んでいるということです。
Q:MICEに関連してこのような大きな建物を建てる時は、どのように自然と結びつけているのですか?
A:土地がどのように語りかけてくるのかを考えます。この建物の場合のアイデアは東に入口を配す事で常に意識するのは周りに自然がある、ということです。建物の上に行くと植栽もあります。体験をしていく土地の上に立って自然を知るということですね。都会の環境では難しいかもしれません。どんな建物も外を見て自然の環境と結びつくこと、計画においてどのような議論をするのか、材料をどのように使うのか?どのような景観になるのか?ということは、建物と同じぐらい重要なことです。