某企業が300人を対象に行った調査によると、ダイニングとキッチンの往復が多いことに不便を感じているそうです。往復回数は平均が8回、10回以上は約3割で、配膳の途中で料理が冷めてしまったり、会話を中断しなければならないことも。このような状況を軽減させるために、キッチンとダイニングの距離を短くすることが効果的だと考える回答者は約8割でした。そこで、今求められるものは、調理をするだけでなく、家族や友人と「過ごせる」キッチン。機能的でありながら、人が集まり会話が生まれる空間を実現できるのが、メリットキッチンです。
雄大なコロンビア川を見下ろす高台に、コロンビア・ブラフ・ハウスは建てられました。 崖を見下ろす緑豊かな森に囲まれたこの住居からは、渓谷から街まで素晴らしい眺望が楽しめます。ギレッティ・シュウテン・ ウェーバー建築事務所の設計によるこの建物は、シンプル・モダン建築の傑作と言えます。
ハイエンドなデベロッパーが、創意工夫や職人技を駆使して新たなお客様を惹きつけるには、どんなショールームでもいいというわけではありません。 住宅・商業施設ビルダーのSHOWA GROUPは、自社ショールームの設計を庄司圭介アトリエ一級建築士事務所(SA)に依頼しました。
第4回目となるリゾートセミナーを、白馬(会場とZoom配信)、 ニセコ(会場)にて開催しました。 今年は、2名の専門家講師がカナダより来日し、木造建築の魅力 や経済的側面について講演しました。
スキーイン・スキーアウト可能な山の隠れ家。最高レベルのデザインの数々をご紹介します。豪華なシャレーは、幾何学的ラインを和らげる自然な美しさをもつ建材のおかげで、壮大な自然環境と調和しています。
First Lampの建築家が、健康的かつ快適で、高いエネルギー効率を誇るシダーを中心とした住宅をつくりました。
西海岸のミニマニズムからニューイングランドのモダニズムまでのバイオフィリックな住宅が、印象的な天井のある部屋には自然建材が最適であることを証明しています。
カナダ ブリティッシュ・コロンビア州のウィスラーにある、国内で最も高価な建売住宅。飛行機の格納庫にもなりそうなこの豪邸は、アルタ湖を望む高台にあります。コンクリートとガラスが見事に調和した建物は、次のG7の会場にもなれそうな風格です。
ウェスタンレッドシダーはBC州の代表的な木材です。日本でも木造建築が推進されている中、ウェスタンレッドシダーの木材の特徴や実際のカナダや国内の建築プロジェクトを通じて、ウェスタンレッドシダーがどのようなデザイン性と機能性で心地よい空間へ活用されているかについて、7月5日広島シェラトングランドホテル広島、7月6日福岡グランドハイアット、9月26日渋谷エクセルホテル東急(ハイブリッドセミナー)にてセミナーを開催致しました。
BCウッドは、この9月8日から10日カナダ・ウィスラーにて開催されたGBM2022に、世界各国から600名を超えるお客様をお迎えしました。日本からご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。
ニュージーランドのワナカ湖と周囲の山々を見渡す最高のロケーションにあるこのレジデンスは、素晴らしい眺望を提供してくれます。しかし、暑い夏と寒い冬、そして海を渡る陸風など、極端な気候の影響を受ける場所でもあります。
”木の美しさ”が45年にわたって探し求めた愛着あるギターが見つかるきっかけとなった、奇跡のようなお話をお届けしましょう。
Canadian Wood Council 発表の第38回ウッドデザイン&ビルディング賞についてご紹介しましょう。副会長のアンドリュー氏は「木造建築は、今そして将来へ美しく持続可能で高性能な建築物を実現するための手段です。」と述べています。
オースティン市に囲まれたウェストレイクヒルズは、住宅の敷地区画が広い地域です。その多くは、1950年代から60年代にかけて建てられたミッドセンチュリーモダンホームの建設と共に発展しました。この住宅も例外ではありません。
デトロイトの歴史地区であるブラシパークに建築された“ジョンR 2660”は、“シティモダン”と呼ばれる活性化プロジェクトの一部です。LOHA建築事務所は、合計で4つの主要な建物を設計しました。興味深いのは、それぞれの建物が独自の外観を持っていることです。とても際立った素晴らしいソリューションと言えるでしょう。
革新的なデザイン、戦略的な建築技術と気候変動に配慮したその木材は、周囲の景観を極力損なわないモダンでサステナブルなゲストハウス40棟に大きな役割を果たしました。そのため、この宿泊施設は自然と一体に感じられます。
今回の第3回カナダリゾートセミナーでは、メインテーマの"サステナブルな観光地への発展"に直結するカナダ世界リゾート地経営やリゾート地における木造建築のセミナーをPart 1・2の2回に分けてお届けします。(通訳有)
自然な美しさと持続可能性を兼ね備えた建築用木材壁装材「ヘムロックタイル」。 カナダ ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー島の森林で、持続可能な方法で収穫されたヘムロックから作られるこの商品は、5年以上にわたる綿密な研究開発の末に誕生しました。
ロサンゼルス市ローレル・キャニオンのふもとにあるこの宝石箱のような隠れ家は、Assembledge+ が、南カリフォルニアのモダンスタイルを取り入れて設計しました。大きなガラス窓と中庭があることで、青々と茂る木々の壮大な景色を讃えるかのように、生活空間が外の風景へと広がっていきます。
ブリティッシュコロンビア州スークにある「Sooke 01住宅」は、Compos Studioにより、女性と愛犬にふさわしい家として設計されました。バンクーバー島の海辺の岩場に位置するこの家は、森に囲まれ、木々の間から山や海が顔を出す、パシフィック・ノースウエストの代表的な景色と感覚を演出しています。Campos社のチームは、デザインで取り入れたいと考えていた自然環境を感じるため、予定地の敷地でキャンプをすることからプロジェクトをスタートさせました。
この度、建築家の芦沢啓治氏らをお迎えし、”ウェスタンレッドシダー”を題材とした専門知識に関するセミナーを開催致します。
カリフォルニア州セラノビーチにあるこの住宅のコンセプトは、建築家のアレック・ペトロスが地元の書店でオーナーと出会い、二人で同じ建築の本を手に取ったことから始まりました。
コロナ禍が続く中、ちょっとした屋外のスペースのニーズが高まっています。 リモートワークの場合、家族が一緒にいる時間はオンラインミーティングなどで気を遣う場面もありますよね。家にいながら、住居スペースとは別に仕事や趣味に集中できるスペースとして、屋外に小屋を建てるのもよいかもしれません。
“ウェスタンレッドシダーを外壁材として使用し、経年変化を楽しめるように未加工のままにしたことで、邸宅が森の環境に溶け込んでいきます。” ―カトラー・アンダーソン建築事務所
“都会の細長い長方形の裏庭を、インテリアからエクステリアへとシームレスに流れるような多面的なアウトドアリビングスペースに変えたい” 革新的なランドスケープデザインを手がけるTerremoto.LA社は、サンフランシスコのプロジェクトで見事にこの課題を解決しました。
Box Campは、若い頃夏を過ごしたウィスコンシン州の北の森にある小さな湖の畔に、新しい家族の別荘を作りたいと考えていたクライアントのために、サラ建築事務所のデービッド・オブライアン・ワーグナー氏が設計しました。
ニューヨーク州北部にあるこの土地は、4世代にわたって同じ家族が所有しています。5エーカーの広大な敷地には、既存の2棟のボートハウス、並木道、そして水辺に年代物のキャビンが建っています。しかし、メインの住居は老朽化しており、構造的にも問題があるため、何とかしなければなりませんでした。
オーストラリアのニューサウスウェールズ州でカリフォルニアバンガロー様式の住宅に住む若い家族のために、自然光を取り入れてより機能的なスペースでありながら、楽しく生き生きとした増築プロジェクトが設計されました。
スノーリゾートで有名なウィスラーは、MICEとしても機能するオールシーズンの観光都市へ発展していきました。その過程では、様々な人々が関わって進められていくわけですが、その中心人物のひとりが今回講演したモーリーンです。ウィスラーの独創的なMICEを切り口に講演が行われました。
建築、サステナビリティ、BC州の先住民文化が融合された木造建築。美しい森林エリアを保護するサステナビリティを最優先し建築され、様々な会場でMICEイベントを始め、オン・オフの催しが行われているカルチュラルセンター等について講演が行われました。
シダーシェイク&シングル Roofマニュアル・Wallマニュアル 日本語版をリリース
スノーリゾートを始めとする自然に恵まれた観光地にとって、オールシーズンツーリズムの大きなコンテンツであるアドベンチャーツーリズム。アフターコロナのツーリズムとしても注目されています。冬季オリンピック開催地のバンクーバーからほど近く、“アドベンチャーイズムの街”として発展したスコーミッシュについて講演が行われました
アドベンチャーツーリズムにおいて、自然と人の融合に木造建築はその架け橋として調和する存在になります。スコーミッシュで建設中の森の展望台へと繋がるツリーウォークなどについて講演が行われました。
サリー シダーは、1979年よりウェスタンレッドシダーのシェイク&シングルや各種サイディング(T&G、ベベル、チャネル)、ラフカット(2×4, 2×6, 2×8, 4×4, 4×6, 6×6, etc…)といった幅広い製品を製造、北米をはじめ世界各地へ向けて輸出しています。
農業×観光は、サステナブルなツーリズムとしても認知されてきています。カナダBC州のワインツーリズムの地、オカナガン・バレーのディスティネーションツーリズムの進化について講演が行われました。
ワインツーリズムのセミナーの舞台、オカナガン・バレーの中心部にある山と湖の間に現在建築中で、ワイナリー・多目的円形劇場などが集まり、CLTや大断面集成材を用いた最新のワインツーリズム建築プロジェクトなどについて講演が行われました。
日本向けミリ単位加工も対応可能な製材企業
雪解け水を堰き止める堤防に近く、素晴らしい景色に囲まれたこのプロジェクトは、ハイエンドのカスタムハウスとゲストハウスで構成されています。
自社にて製材、幅広い樹種のカスタムカットに定評のある製材メーカー
住宅・非住宅どちらにも対応するティンバーフレームメーカー
ウェスタンレッドシダーでサウナやバスタブを作りませんか。
ウェスタンレッドシダーは専門の製材会社にご相談ください
憧れのレッドシダー・シングルの施工がお手軽に
大断面の無垢材が贅沢なティンバーフレーム住宅意匠性の高い仕上げ加工で木の表情をいっそう個性的にする
カルガリー公立図書館には、約21,000 平方フィートものウェスタンレッドシダーが使用されています。設計したSnøhettaとDIALOGのチームにとって、レッドシダーを使うことや大規模木造を設計することは目新しいことではありません。しかし、先進的な技術を必要とする設計に自然素材を融合させる試みは、彼らにとっても大きな挑戦でした。
意匠性の高い仕上げ加工で木の表情をいっそう個性的にする
日本向け特別仕様の モデルをご覧になりませんか?
老朽化したバンガローをウェスタンレッドシダーを用いて美しく明るい家族向けの家に改築した数年後、家族の成長に合わせた増築が行われました。
タホ湖に近くスキーインスキーアウトが可能なエリアに位置するボルダーズレジデンスは、山の中にあってモダンな暮らしを提供します。大きなガラス窓とデッキを設けることでリビングスペースに光を導き景色を取り込む一方で、プライバシーを保つよう設計されています。
ピュージェット湾とオリンピック山脈の素晴らしい景色を望み、背後に森が迫る斜面に建つこのプロジェクトは、自然とのつながりを大切にしています。
Woodpecker European Timber Framingは、最高品質の木材を入手できるアルバータ州キャンモアに位置し、革新的なティンバーフレーミングを提供する設計メーカーです。
ティンバーフレームはヨーロッパに由来し、北米で進化を遂げた伝統ある工法。耐震性に優れ経年変化に強く、柱と梁の美しさが際立つデザインが魅力的です。そんなティンバーフレームの住宅や商業施設を数多く手がけるMira Timber Frame。
スプルースとりんごの木に隠れた古い平屋のコテージがツリーハウスへと生まれ変わりました。木々を残したままリビングスペースを2階に配置することで、刻々と変化する自然を間近に感じながら常に新鮮で発見のある暮らしを提供します。
Multiwoodは、高級木材を贅沢に使ったプレミアムなスタイルで知られるキャビネット・ドアメーカーです。
海辺に建つこの家にとって、海や厳しい天候は重大な懸念事項でした。そこで優先したのは、耐久性があって長持ちする材料の選択と厳しい天候に耐えるための設計。レインスクリーン・クラッディングを採用しました。雨水が溝に沿って流れ落ちるように、一定のパターンが連続して配置されています。このクラッディングの要は、外壁の熱性能と耐候性を向上させるウエスタンレッドシダーでした。
Western Archribは1951年の創業以来、構造用集成材のシステム設計、製造、特注加工のリーディングカンパニーとして、多くのマス・ティンバー(大規模木造)プロジェクトに携わっています。
ブリティッシュ・コロンビア州経済に大きな貢献をしているワイナリー及びアグリツーリズムについては、3月のリゾート・セミナー配布資料「Building Inspiration」でも特集しました。BC州のビジネス誌 "BC Business" 最新号でも、その将来性を取り上げています。
オレゴン州のワイン産地に位置するソコル・ブロッサー・ワイナリーのパビリオンは、100エーカーに及ぶエステート全体の拠点。バイオフィリック・デザインの原理に基づき、取り巻く自然との親和性を表現しています。
ブリテイッシュコロンビア州バンクーバーでは、無垢家具メーカーClean Line Designs が発表したシリーズが話題です。
ブラック・ウォルナットを用いてバンクーバーで作られる新シリーズにBonnie(ボニー)と名付けたのには、2つの理由がありました。
WRCLA(ウエスタンレッドシダー製材協会)が世界中から集めた、ウエスタンレッドシダーを使ったプロジェクトをご紹介。
第1回のプロジェクトは、憧れのデッキがあるおうち、"Galliano 100"
寄稿:ピーター・コック Merit Kitchens セールス・マネージャー
寄稿:ブローディ・ジュアー Source Forest Products セールス・マネージャー
BC州の木材産業は、新型コロナウィルスへの対応で、通常通りの操業ではありません。しかし、沿岸部製材所では、活動再開の要件を満たすよう、作業の進め方を工夫し、シフト制で操業しており、この状況に順応しながら操業を継続しています。
寄稿:リチャード・カフマン Silva Timber Products CEO
新型コロナ対策として進んだ在宅勤務は、一過性か、それとも恒常的なものになるのか。
寄稿:ブレア・バラード Clean Line Designsオーナー
BCウッドは今年9月に予定していた第17回グローバル・バイヤーズ・ミッション(GBM)をオンライン形式で行うことに決定しました。
日本では25年前に北米のライフスタイルや快適な住空間を取り入れた輸入住宅が流行しました。新型コロナウィルスは社会のあり様を変えつつあり、日本では再び北米のスタイル、特にテレワーク化が進んでいます。在宅勤務はカナダでは20年以上前から広く受け入れられています。そのため、カナダの住宅は昔からテレワークを意識して設計されてきました。そこに、日本の建築家や住宅メーカーが取り入れられるヒントがあるのではないでしょうか。
How Will Hotels Rebound from COVID-19?
いつもならカナダへ出張して、供給元と 今後の計画や新製品について話し合う時期だが、 この先いつになったら行けるだろうか。