アウトドアデザインの特徴は、ウェスタンレッドシダーのデッキがキッチンエリアと同じ高さに配置され、シダーのビルトインバーベキューやベンチが置かれた裏庭スペースへと流れていることです。
シダーの遊歩道は段々畑へと続き、最後には焚き火台、オリーブの木、周囲のストリングライトのあるゆったりとしたスペースとなっています。洗練された裏庭のフレームとなっている周囲のフェンスも、節のあるウェスタンレッドシダーでできています。
今回のクライアントは、10歳前後の娘さんが2人いる4人家族でした。料理や人をもてなすのが好きな彼らは、屋外で食事ができるスペースと娘たちが友達と一緒に遊べるスペースを求めており、重要な要素のひとつは食べられるものを一緒に収穫できる庭があることでした。
節のあるウェスタンレッドシダーを使うことは、Terremoto.LA社のチームにとって自然なことでした。
"設計者である私たちは、自然の木を使い、ステインやシーラントを使わずに経年変化を楽しむことを強くお薦めしました。彼らも私たちも、メンテナンスの必要がないものを望んでいたのです。“と、共同経営者であるアラン・ペウロイ氏は語ります。
節のあるシダーは、無処理のまま時間が経つと自然に銀色に輝くという見た目の良さに加えて、お客様の予算にも合っていたそうです。
結果として、リアルシダーを使った美しいランドスケープデザインが完成しました。
"庭が完成してから約2年が経ちますが、木は時間を重ねるごとに美しくなっています。木のぬくもりが信じられない程素晴らしいですよ。」とペウロイ氏は言います。
プロジェクト:Urban sanctuary framed by Western Red Cedar
所在地:カリフォニア州サンフランシスコ
設計:Terremoto.LA
写真:Bruce Damonte
原文:https://www.realcedar.com/blog/urban-sanctuary-framed-by-western-red-cedar/