ヘムズワース建築事務所の代表ジョン・ヘムズワース氏は、
キャパシティビルディングに基づく街づくりについて、観光
目標設定、ステークホルダーの合意形成、財務モデルを建築
コンセプトに落とし込むプレセスを説明しました。また現在、
長野県白馬村で建て替え計画が進行している図書館を、大規
模木造多目的施設として改造する具体的な設計プランを紹介
しました。
ティンバーエンジニアリング社の構造設計士 ロバート・マル
チェック氏は、木造建築が環境面、コスト面に負担が少ないに
も関わらず、リゾートに木造施設が少ないことを指摘。
問題視されている木材の価格、耐火性、耐震性などへの解決策
を示しました。
現在は、木造建築が100年以上もつよう設計されていることや、
鉄骨造など他構造と競争力のある価格になっていることを紹介
し、将来的にマスティンバー建築が一層普及していくとの見解
を述べました。
白馬村、ニセコ町ともに、様々な業界からご参加いただいた皆様、
誠にありがとうございました。