贅沢な素材、複雑なディテール、熟練した職人の技が美術館のような仕上がりを実現。美しいレッドシダーのファサードは、母屋とゲストハウスを結びつけ、温かくて心地よく、建物にまとまりを与えます。注意深く計算された空間配置と大きな窓によって、ドラマチックな風景に自然と意識が向かいます。
最大の課題は、夏には最高気温が90度、冬には最低気温が-40度に達する極端なワイオミング州の気候でした。このような環境に耐えるには、最高の性能を持つ建材が必要です。厳しい気候下でも耐久性があることと、クライアントの求める温かみのある色調が、ウェスタンレッドシダーが選ばれた理由です。
家の2つの昇降口と鼻隠は鋼板で覆われており、暗い鋼材のクラッディングと温かく親しみやすい色調のレッドシダーの空間が鮮やかな対比を生みます。ウェスタンレッドシダーの軒裏や天井が、屋内外の境界を感じさせません。柾目のクリア材を用いることで、耐久性に加えてシンプルでクリーンな美しさを実現し、自然な美しさを生かしてクリアステインを施しました。
プロジェクト:Riverbend Residence
グレード: KD Clear, VG Heart
サイズ:1×6 T&G & 2″ fins
仕上げ:Clear stain
設計:CLB ARCHITECTS
場所:米国ワイオミング州ジャクソン
写真:Matthew Millman Photography & Tom Harris Photography
原文:Riverbend Residence – Project of the Week