カナダのキッチンメーカーが見る新型コロナと北米リフォームブーム





2020.07.28



北米を代表する高品質な木製キッチンキャビネット・メーカーのメリット・キッチンでは、この春よりセールス・マネージャーのPeter Kok(ピーター・コック)氏が日本市場を担当しています。新型コロナ下で急増する北米リフォーム・ブームについてお話しくださいました

寄稿:ピーター・コック Merit Kitchens セールス・マネージャー





 新型コロナの感染がカナダで拡大し始めた3月中旬には、ショールームを閉じ、予約制かバーチャルに切り替えました。ようやく6月の初めに様々な物事がゆっくりと再開されるようになりましたが、この間に新型コロナは多くの人々の生活と働き方に影響を及ぼしました。ニュー・ノーマルに合わせてたくさんの人が在宅で仕事をしており、今後も継続されると考えられます。


 自宅で過ごす時間が増えると、家の中のさまざまな所が目につくようになり、アップグレードの必要性を感じる人が急増しました。特にキッチンでは、キャビネットの追加や模様替え、メンテナンス、新しいレイアウトへのリフォームなどが盛んで、北米のDIYやリフォーム・ブームの一翼を担っています。


 メリット・キッチンが主力とする木製キッチンの良いところは、扉の色の塗り替えや取り替えで外観をリフレッシュしたり、ヒンジや引き出しを交換して機能面の補強をしたり、ちょっとしたことで雰囲気や性能をグレードアップできるところです。ですが、細々としたグレードアップを重ねていくと、案外フルリフォームにかかる費用に近くなることに気づいて、思い切って新しいレイアウトでリフォームに踏み切る場合も最近は多く見られます。家で過ごす時間の増加は、とりわけキッチンの重要性を高めているからです。人々は今まで以上に、調理しやすい、収納しやすい、家族が集まりやすい、そして楽しく美しいキッチンを求めています。


 せっかく新しいレイアウトでフルリフォームするのであれば、最新の素材やドア・スタイル、金物、ソフトクローズヒンジ、引き出し、さらに、使い勝手がよくこの先何十年も使えるキッチンを実現する様々な機能を取り入れたくなるかもしれません。


 メリットキッチンは今年いくつかの新シリーズとドア・スタイルを発表しました。特に注目されているのが、5色のカラーバリエーションから選べる抗菌加工のメラミン材「パシフィカ」です。


 メープルもしくはオークを使ったモデル “Ethos(エトス)”も発表しました。このモデルは、クラシックなドア・スタイル “Shaker(シェーカー)”をベースに、框を1インチまで小さくして現代風にしたもので、とても人気があります。


 新しいライフスタイルにおいて、確かなことは、家がこれまで以上に重要であり、人々は家に投資をして最大限に楽しんで暮らそうとすることです。メリットキッチンでは、たくさんのお客様の夢を実現するお手伝いをしたいと願っています。


 メリットキッチンに関するご相談は、日本国内にあるメリットキッチン輸入販売代理店もしくはBCウッド日本事務所までお気軽にご連絡ください。


寄稿:Peter Kok ピーター・コック

Merit Kitchens セールスマネージャー

長年キッチン・メーカーでの経験と実績をもち、現在メリットキッチンで活躍中。この春より日本市場を担当。


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メリットキッチンに関するお問い合わせは、メリットキッチン輸入販売代理店またはBCウッド日本事務所まで。 Email:bcwood@bcwood.jp